住友ゴム工業とは

会社概要

【ホームページ】
http://www.srigroup.co.jp/

【会社概要】
住友ゴム工業は、タイヤの国内大手メーカーです。ダンロップやファンケルブランドで展開しており国内第2位の規模を誇ります。スポーツブランドとしても有名であり、多角化運営しています。今期は、円高による環境悪化はあるものの原料安や需要増を背景に増収増益を予測しています。来期以降は、新興国や国内で苦戦が強いられるものの、基本は同じ構造が続き、緩やかな成長を予測しています。ただし、これら予測の為替前提は115円としており、実勢から大きくかい離することを踏まえると下方修正となる可能性も高いと思います。



取扱い部品

タイヤ

指標解説

ファンダメンタルズ情報

【参考株価】
1,300円

【時価総額】
3,420億円

【各指標】
ROE:13.45% ROA:6.09% PER:5.98倍 PBR:0.81倍 自己資本比率:45.28%
配当利回り:4.23% 配当性向:25.31%

業績

【売上高】

住友ゴム工業 売上高

【事業別売上高】

①FY15事業別売上高

住友ゴム工業 グループ別グラフ

②FY15事業別売上、利益詳細

住友ゴム工業 グループ別詳細



指標分析

PERは5.98倍台とかなり割安な水準です。PBRは0.81倍と割安な水準と言えます。全体的には、株価はかなり割安感があります。売上、利益ともに概ね増加傾向です。また、利益率も高い水準で右肩上がりになっている点が評価できます。ROEは13%と資金効率は優れています。自己資本比率は、45%と財務基盤は問題ないです。配当利回りは4.23%と高配当銘柄と言えます。また、配当性向も25%と妥当な水準であり、潤沢な収益から順当に配当している理想形です。

全体評価

定量評価

(S:非常に良い A:やや良い B:普通 C:やや悪い D:非常に悪い)
企業規模・・・A
ブランド力・・・S
収益性・・・A
成長性・・・C
財務健全性・・・B
株主還元・・・S
株価割安感・・・S

総合評価・・・A

総評

知名度が高く、安定的した収益力のある優良企業です。多角化しているものの、実体はタイヤ事業一本の会社です。そのタイヤ事業は高収益であり、当面は安心感がありますが、成長性にかける事業であり、同社の規模からの大きな成長は見込めないです。一方で、現状の株価には非常に割安感があり、株主還元率も高水準となっています。現在の市場評価はやや低すぎると思います。