ブリヂストンとは
会社概要
【ホームページ】
http://www.bridgestone.co.jp/
【会社概要】
ブリヂストンは、世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品事業にも多角化しており、一般ユーザーにも社名は浸透しています。本業のタイヤ事業では、老舗タイヤメーカー「ファイアストン」や再生タイヤ大手「バンダグ」などの買収を進め、2005年に世界トップのタイヤメーカーだったミシュランをシェアで上回り、世界最大手に登りつめました。海外の売上比率が80%を超えており為替の影響を受けやすい経営体質であり、近年は原材料高から厳しい経営環境となっていますが、原価率の良い鉱山用タイヤや北米向けタイヤ事業など盤石なポートフォリオを組むことで持続的な成長が期待されます。
取扱い部品
①タイヤ事業
乗用車用タイヤ
二輪車用タイヤ
バストラック用タイヤ
特殊タイヤ
航空機用タイヤ
②化工品
シートパッド
衝撃吸収材
自動車用防振ゴム
指標解説
ファンダメンタルズ情報
【参考株価】
4,794円
【時価総額】
38,980億円
【各指標】
ROE:12.26% ROA:7.53% PER:13.92倍 PBR:1.71倍 自己資本比率:61.38%
配当利回り:2.92% 配当性向:36.66%
業績
【売上高】
【事業別売上高】
指標分析
PERは13.92倍と割安な水準です。PBRは1.71倍となりやや高めな水準と言えます。全体的には、株価はやや割安感があります。売上、利益ともに横ばい傾向となっています。利益率も横ばいながら、営業利益率12%、純利益率7%台と高水準で推移している点は評価できます。ROEは12.26%と資金効率面は優れている会社です。自己資本比率は、61.38%と財務健全性も問題なしです。配当利回りは2.92%と上場企業でも株主還元が手厚いと言えます。配当性向は36.66%とこちらも高水準で利益還元されています。
全体評価
定量評価
(S:非常に良い A:やや良い B:普通 C:やや悪い D:非常に悪い)
企業規模・・・S
ブランド力・・・S
収益性・・・A
成長性・・・C
財務健全性・・・S
株主還元・・・A
株価割安感・・・B
総合評価・・・A
総評
圧倒的な規模とブランド力で世界最大手のタイヤメーカーとして君臨しています。M&Aを駆使してタイヤメーカーを吸収しており、より盤石な体制を構築しています。また、これだけの規模を持ちながら営業利益率で12%台と小高収益企業と言えます。成長率という面では、企業規模も大きく更なる成長は難しい段階にきていますが、積極的に主力のタイヤ事業以外に多角化する動きを見せておりそちらが期待されます。株主に対する還元には積極的であり投資家目線でも魅力的な会社です。